日焼け止めの使用期限ってあるの?使うと危ない!?
2016/03/31
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今回は日焼け止めの使用期限についてです。
日焼け止めって基本的に夏しか使わないので、去年の日焼け止めが未だに残っているという体験をした人が割と多いと思うんです。
でも、いざ使おうと思ったら効果があるのか?腐っているのか?使って逆に肌が荒れないか?など、色々と考えちゃいますよね。
そもそも日焼け止めには使用期限があるのでしょうか?もしあったとすると、どんな副作用があるのでしょうか??
基本は1年 ワンシーズン
日焼け止めの使用期限の基本は1年間、ワンシーズンとなります。なので買った年に使い切る、または捨ててしまってください。
しかし、これは開封した場合であって買ってまだ空けていない未開封の場合は約3年間は保ちます。防腐剤が多く入っているものならもっと保ちます。(直射日光を避けた状態)
スプレータイプは?
先ほど話した基本1年間の使用期限というのは日焼け止めの中でもミルクタイプの物です。肌に数滴垂らして塗るタイプの日焼け止めの事です。
しかしスプレータイプの日焼け止めは違います。スプレータイプの場合、防腐剤の強度と状態の違いから約3年間は保ちます。
防腐剤が全く入っていない日焼け止め
中には肌の弱い方向けに防腐剤が全く入っていない日焼け止めがあります。防腐剤が入っていないという事は普通よりも酸化が進むのが早く使用期限も短いです。
肌に優しいものほど使用期限が短いと覚えておきましょう。具体的な期限は約半年(6ヶ月)となります。
期限切れ日焼け止めの効果は?副作用は?
さて、だいたいの期限が分かったところで、もしも期限切れのものを使った場合の効果・副作用について考えましょう。
まず日焼け止めとしての効果があるのか?どうかですが、その前に日焼け止めが日焼けを防ぐメカニズムを解説します。
紫外線を吸収するか、散乱させるか
日焼けを避けるために日焼け止めを塗りますが、日焼け止めの効果は大きく分けて2つあります。
紫外線を吸収し直接肌に紫外線を届かせることを防ぐか、紫外線を反射(散乱)させて紫外線を肌に直接届かせないようにするか、です。
参考記事:紫外線吸収剤が入っていない日焼け止め
まずどちらの日焼け止めも期限が過ぎた場合、効果は期待できません。理由は紫外線吸収剤が入っている日焼け止めは酸化が進み吸収能力が落ちます。
また入っていないものはノンケミカルといって防腐剤が入っていない事が多く、結果的に腐っていることがあります。
副作用は?
肌荒れ等の副作用は多いに考えられますね。特に紫外線吸収剤入りの日焼け止めは、ただでさえ肌への刺激が強く、敏感肌の方にはオススメできません。
そういった日焼け止めが酸化の結果、身体に悪い違った成分を引き起こす可能性が多いにあり得るのです。
まとめ
日焼け止めの一般的な期限は1年、ワンシーズンなので、その夏が終わり次第捨ててしまいましょう。(冬の日焼け対策の記事はコチラ)
また副作用がどの程度起こるのか?実験されたデータはありませんが、予想できるのは肌荒れやカブレです。絶対に使わないようにしましょうね。