そのままでは危ない!色白の人の日焼け事情
2016/03/25
最近は色白がブームとなっていて、みんなの憧れの的となりつつあります。確かに色白の人は透明感があっていいな〜と、色黒の私も思うわけです!
また、色白の人に多いのが、日焼け後に赤くなる現象ですよね。普通世間一般的に、赤くはなりますが、そこから黒くなります。しかし、色白の方の肌って、猛烈な赤色になってから黒くならず、そのまま収束します。
あれは、一体どういうことなのでしょうか?ということで、今回は、色白の人の日焼けの事情を探っていこうかと思います!
色白の人と色黒の人の日焼け事情の違い?
日本人の肌の色を左右するのはOCA2という遺伝子で、全体の20%がそのタイプの遺伝子を持つと言われています。
その遺伝子によって決まられるのがメラニンの量です。メラニンとは皮膚の中にある色素のことで、この量によって肌の色が区別されます。
[例えば・・]
- メラニンの量が多い人→色黒
- メラニンが少ない人→色白
このメラニンの量で日焼け後の肌の色や肌の反応が変わってくるのです。
メラニンの量が多ければ多くなるほど色黒に、そして少なければ少ないほど色白になります。そのためメラニンが少ない方がいいように思えますが、案外そうでもありません。その理由は下記で。
色白の人が日焼けしたらすぐ赤くなるのは何故?
日焼け後に肌が赤くなりヒリヒリする状態をサンバーン、日焼け後に肌が黒くなる状態をサンタンと言います。色白の人が焼いた後に、普通の人よりも赤くなるのはこのサンバーンが起こりやすいからです。
『日焼けしても赤くなってすぐ白く戻るから大丈夫~♪』と油断している人は要注意!!
日焼けで皮膚や身体に害を与えるのはこのサンバーンだからです。この時、皮膚は荒らされ体の線維の配列が乱されるので、このサンバーンを元に戻すために身体中からタンパク質を集めます。
サンタンが起こる場合は身体のメラニンが紫外線を吸収してくれるので、皮膚の色が黒くなることで皮膚の奥深くにダメージが残りません。
しかし、サンバーンの場合、メラニンが紫外線を吸収してくれないので、皮膚にダメージが残り、このダメージが後のしわやシミに繫がってしまいます。
色白の人は20代からしわやシミが気になり始める人がいますが、色黒の人は40代でもしわやシミがなく肌がキレイな人が多いのはこのためですね。
参考記事:若いうちからシミやシワが目立つのは紫外線が原因!?
まとめ
日焼けによるダメージは全員に共通して降り掛かりますが、年を重ねるにつれて色黒の人よりも何倍もシミやシワが目立ちやすくなります。
色白の人は、肌が黒くならないからという理由で、放っておくのではなく、若いうちから適切な紫外線対策と美白ケアを意識するようにしましょう。適切な日焼け対策によって、肌のダメージを抑えます。
そして肌が黒くなってしまったから諦めるというのもダメです。もし日焼けで黒くなった肌であっても日々肌ケアを行うことで白色の美肌にすることは可能です。
また今ではポーラさんが出している『薬用美白日焼け止め』なんかで日焼け止めでありながら、黒くなった肌を白く再生するものもありますので、ぜひチェックしてみて下さい。