乾燥肌を避けるための『蒸しタオル』を使ったスキンケア法
どれだけ毎日一生懸命スキンケアをしても、なかなか乾燥肌から抜け出せない、キレイにならないという時に役立つのが「蒸しタオル」を使ったスキンケアです。
蒸しタオルを使うことでお肌が柔らかくなり、化粧水や乳液などがお肌に浸透しやすくなります。お肌がしっとりと潤うことはもちろん、本来お肌が持っている「美肌になるための力」を活かすことが出来ますよ。
そこで、今回は蒸しタオルを使った美容方法をいくつかご紹介します。その中から自分のお肌にあったやり方を見つけてくださいね。
蒸しタオルの作り方
まずは使用する蒸しタオルの作り方からご紹介します。タオルは直接お肌に当てるので、肌触りの良い柔らかいものを使用します。そのタオルを水でたっぷりと濡らし、ギュッと絞ってください。
絞り方が緩いと水分が多くてベタベタになり、反対に硬く絞ってしまうと、ふんわりとした蒸しタオルになりません。難しいですが何度か試してみて、自分の好きな使用感で絞ってください。
絞ったタオルをラップや耐熱性のビニール袋に入れてくるみ、電子レンジで1分程温めれば出来上がりです。電子レンジやタオルの厚さによって加熱具合も変わってくるので、様子を見ながら温める時間を調節してください。
タオルが熱くなりすぎることもありますので、火傷には十分注意しましょう。
蒸しタオルを使った美容法3選
メイク落としの前に
クレンジングをする前に蒸しタオルで顔を温めておくと、毛穴が広がり、毛穴に詰まった汚れやファンデーションが落ちやすくなります。
毛穴に詰まった汚れやファンデーションをそのままにしておくと、乾燥だけでなくニキビやくすみなどの肌トラブルに繋がることも・・・。蒸しタオルを使って綺麗に汚れを落としましょうね。
その方法は、まず化粧をしたままの顔の上に蒸しタオルを乗せ、しばらくそのままにしておきます。そして蒸しタオルが冷めたくなる前にタオルを外し、いつも通りクレンジングと洗顔をします。
ここで注意しなければいけないのは、放置しすぎてタオルが冷たくなってしまわない事です。タオルが冷たくなってしまうと、せっかく開いた毛穴が冷たさで引き締まってしまい、汚れが落ちにくくなってしまいます。
洗顔が終わった後は、冷たいタオルか冷水で顔を冷やし、毛穴を引き締めておきましょう。冷たくて嫌だという人もいると思いますが、最後にこれをしておかないと、毛穴が開いたままの状態のままで
せっかく汚れを綺麗に落としたのに、開いた毛穴からまた汚れが入り込んでしまうことになります。なので、最後には必ず冷やすようにしてください。
保湿効果でたっぷりの潤いを
せっかく化粧水や乳液をたっぷりと付けても、お肌に浸透しなければ意味がありませんよね。そこで浸透力を上げるのに活躍するのが蒸しタオルなのです。
蒸しタオルで顔を温め、お肌を柔らかくすることで美容成分がお肌に浸透しやすくなります。顔を温めるタイミングは化粧水を塗った後、乳液を塗る前です。
化粧水を塗った後に、蒸しタオルで顔全体のお肌を柔らかくしてください。そこに乳液と美容液を丁寧に塗り込んでいきます。乾燥が気になるところは、特に丁寧に塗り込んでいきましょう。
蒸しタオルで温めたお肌に保湿成分を与えると、朝起きた時のお肌がモチモチになっていますよ。
蒸しタオルを使った美容方法
いつも通り洗顔、スキンケアを行った後、美容液やクリーム、またはジェルなどを使ってマッサージをします。マッサージをする時はいつもより多めにクリームやジェルを使うようにしてください。
そうすることで摩擦が減り、お肌への負担が減るのです。マッサージは顔の中央から外側に向かって、指の腹で円を描くように行います。クルクルとマッサージし、お肌を持ち上げるようにするのがポイントです。
そして、そのマッサージの後に蒸しタオルを顔に乗せます。1~2分を目安に顔全体が程よいピンク色になるまで温めて下さい。寒い時は少し長めの方が良いかもしれません。
蒸しタオルを外した後は、別のタオルで軽く水分を拭き取り、もう一度美容液やジェルを付けて全体に馴染ませます。この時のジェルなどの量はいつも通りで構いません。
週に1~2回行うことで、お肌の奥までたっぷりの潤いを与え、ウルウルのお肌を保つことが出来るのです。
まとめ
お肌を柔らかくしたり汚れを浮かせたりと、たくさんの作用がある蒸しタオル。
疲れている時にはリラックス効果も期待できます。リラックスしたい時には電子レンジで温めた後に、お好きな香りのアロマオイルを1~2滴垂らしてもいいですね。
今回ご紹介した蒸しタオルを使った美容法。簡単に出来て効果が高い物ばかりですので、ぜひ一度試してみてください。