まだ遅くない!当日からできる日焼け後のアフターケア

      2016/03/21

 

もうすぐ夏!ということで、今日はまだ5月下旬ですが、これからの夏本番に備えて日焼けのお勉強をしていこうと思います。

これから(もう既に強い)紫外線が強い時期になり、うっかり日焼けしてしまう人が多いですが、日焼けのダメージは、直後から適切なケアを行うことで最小限に抑えることができます。

 

適切なアフターケアを知ることで日焼け後の炎症を一刻も早く取り除きましょう。

日焼けを放っておくと恐ろしいことになるので、今日を境に、しっかり日焼け後のアフターケアを行っていきましょう!

参考記事:日焼けを放っておくとこうなる・・・?恐ろしい結果

 

 

日焼け当日に行うべきこと

 

まずは当日にできる日焼けのアフターケアです。『えっ、当日ってことは何日もアフターケアするの?』と思ったそこのあなた!

日焼けというのは「ただ黒くなる」というそんな軽いものではなく、列記としたヤケドです。ヤケドということは健康や美容に大きい害があるということですよ!

参考記事:日焼けはヤケドという事実!ただ黒くなるだけが日焼けじゃない

 

日焼け止めを落として肌を清潔な状態に

日焼けした帰宅後は、肌を早く清潔な状態に戻すために、メイクや日焼け止めを出来る限りしっかり落としましょう。

この時に刺激の強いクレンジングや洗顔フォームは使わないように注意してください。

 

日焼けにより肌が刺激され、敏感になっているので、低刺激の洗顔フォームやせっけんで優しく洗い落とすようにしましょう。

よく保湿に化粧水を使う方がいますが、日焼け直後の化粧水は刺激が強い過ぎるのでやらない方がいいですね。これに関しては個人差があります。

参考記事:日焼け後の化粧水はアリ!?ダメな場合にどうするの?

 

よく冷やして保湿

日焼け後は8時間~24時間で炎症のピークを迎えます。なので、当日から2日間は炎症を抑えることと保湿の徹底を心掛けましょう。

日焼けはヤケドの一種なので、まずは冷やすことが何よりも大事!症状が軽くても必ず一定の時間、冷やすことにしてください。油断は禁物です。

 

冷やす時は、冷たいシャワーや水風呂に入るのが良いですが、シャワーを使う場合は肌に刺激を与えないよう水圧を普段より控えめにしましょう。

冷やし終えたら、日焼けで乾燥した肌を保湿してください。この時に使う化粧水はビタミンC誘導体と保湿成分が入っているものを選んでください。

 

ビタミンC誘導体はシミの元になるメラニンを抑えてくれる働きがあり、保湿成分には肌に水分を繋ぎ止めてくれる働きがあります。

ビタミンC誘導体は表示されている成分名が違うので、必ず下で確認し、表示をよく見て選んでください。

 

▶︎ビタミンC誘導体の成分名

  • リン酸パルチミン酸アスコルビル3Na(APPS)
  • リン酸アスコルビン酸(APS)
  • リン酸アスコルビルMg(APM)

▶︎保湿成分の成分名

  • コラーゲン
  • ヒアルロン酸
  • 天然保湿因子

 

睡眠を摂る

どんなにケアしても睡眠を摂らないと効果が出にくいです。最低でも1日6時間は睡眠を摂ってください。

また就寝時間がバラバラだと体内時計が乱れてしまい、成長ホルモンの分泌に影響が出るので、遅くても12時半までには就寝することを心掛けてください。

 

 

3日目からは美白化粧品を使う

 

紫外線を浴びてから72時間後にメラニンが作られるので、3日目から美白ケアを取り入れていきます。この時にはヒリヒリ痛みも落ち着いていることでしょう。

美白化粧品にはシミやそばかすの元となるメラニンが作られるのを防いだり、既に出来てしまったメラニンの排出を促したりする効果があります。

また、シミの予防にもなるので1年中使うことをオススメしてます。こちらも有効成分の表示をよく見て選ぶようにしてください。

 

▶︎有効成分名

  • ビタミンC誘導体
  • アルブチン
  • エラグ酸          
  • トラネキサム酸

 

また夏場は毎日のように日焼け止めを使うと思いますが、その場合は『薬用美白日焼け止め』を使うようにしましょう。

この日焼け止めは美白化粧品と同じく、メラニン排出作用による美白効果があります。アフターケアといっしょに使用することで美白効果が倍増です。

参考記事:薬用美白日焼け止めのメリット・デメリット

 

栄養を摂って体内からケア

肌のターンオーバー(新陳代謝)を正常に戻し、助けるためにも肌に良い栄養素が含まれている食べ物を積極的に摂るようにしましょう。

下記に必要な成分とそれが含まれる食べ物を載せていますのでご覧下さい。

 

ビタミンC

 

肌が黒くなるメラニンが作られるのを防いで、肌を活性化させる働きがあります。これらの成分はかんきつ類やじゃがいもに多く含まれています。

 

ビタミンE

 

美容や健康に効果的なビタミンCの働きを助ける効果があります。これらの成分はアボカドや大豆に多く含まれています。

 

亜鉛

 

細胞の新陳代謝に必要な酵素の大部分を作っています。亜鉛が少ないとターンオーバーを妨げてしまうので意識して摂りましょう。

これらの成分は豚レバーや納豆、卵に多く含まれています。

 

タンパク質

 

身体の20%はタンパク質で出来ており、皮膚や筋肉、臓器の元でもあります。

ターンオーバーも材料がないと新しい肌を作れないので多く摂取してください。これらの成分は肉や乳製品、魚、卵に多く含まれています。

 

まとめ

 

日焼け後のアフターケアは肌の老化を抑えることが可能です。今は大丈夫と思っている、若い人も油断はできません。お肌の老化は20代を機転と置き、段々と降下気味に動き始めます。

もしも、日焼けを放っている方なら、その倍以上のスピードで、お肌の老化が進むでしょう。決して日焼けを甘くみないこと。もしも、日焼けしたなら、アフターケアを!

 

 - 日焼けケアの基本と方法